「30平米築50年」オンボロ物件で知った幸せの本質 暮らし方は生き方、しがらみからも自由になれる

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縮小

所有量が家のサイズに見合ったバランスになると、圧迫感や狭さを感じなくなります。冷蔵庫をファミリーサイズから1人暮らしサイズにしたり、洗濯機を5.5キロから3.3キロサイズにするなど、徐々に白モノ家電も小さいサイズに買い替えていくと、さらに開放感が増し「十分な広さがある」と感じるようになりました。

日当たりと風通しは良好で、立地は最高。小さく整ったお気に入りの家でした(筆者撮影)

どこに何があるか、自分が何を持っているかが明確になるので、管理の手間が減り、1つひとつのものに愛着も湧きます。そうなるとますます小さく暮らすことが楽しくなり、少ないもので暮らすために工夫で補うという、いい循環が生まれます。

最終的には押し入れは仕事用デスクにリノベ。荷物は半分以下まで減りました(筆者撮影)
こちらはリフォーム前の写真。高さが80cmしかない古い公団型キッチンは、写真で見るより実物はボロボロでした(筆者撮影)
こちらがリフォーム後の様子。家主の許可を得て、流し台は粗大ゴミに出し、業務用シンクとメタルラックでキッチンをDIY。高さは90cmに変更して使いやすさもUPしました(筆者撮影)

ものを減らしたら、生活のノイズや掃除の手間も減る

家にあるものは、「生活に絶対必要なもの」か、「ほかのものを処分しても残したかったお気に入り」だけなので、生活のノイズが減り、日常の質が上がりました。

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