中学生ともなれば、親の声かけも逆効果に
偏差値や学歴が全てではないと思いつつも、心の底では、勉強はできないよりはできるほうがいいし、やらないよりはやるほうが望ましいと思っている。そんな親御さんは少なくないのではないでしょうか。親としてのそうした気持ちはよくわかります。
と同時に、福田さんの質問は子育て、家庭教育の核心的な質問でもあります。「子どもの勉強に関する悩みが少しでも軽くなれば、子育て全体の大変さが随分と変わってくる」という親御さんに多数出会ってきました。
考えてみれば小学校1年生から学校が始まり、多くの子どもたちは高校3年生まで学習をします。つまり、最低でも12年間は勉強と付き合っていくわけです。それは親としても同じで、子どもの勉強に気を遣う12年間でもあるわけです。その間、宿題やテスト、成績や入試の合否などを経験していきます。できればストレス少なく、よりよい結果を出しながら進んでもらいたいと思うのは親心として当然かもしれません。


















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