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「未承認国家ソマリランド」潜入で見た超怖い現実 敏腕TVマンが「危険レベル4」入国を強行したら

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イギリス政府が出している危険度マップを調べてみると、やはりソマリア全土は真っ赤のレベル4だが、唯一ソマリランドの首都ハルゲイサだけがレベル3。真っ赤な地図の中に小さな小さな黄色のドットが浮かんでいる(2023年9月現在ではハルゲイサも赤=レベル4になっている)。

想定ルートが出来た。目的地はソマリランドの首都ハルゲイサだ。

「イスラムのイメージ」を覆す街の様相

ハルゲイサ行きの飛行機は左右一列の4人掛け座席しかない小さな旅客機だった。

男性はイスラムの装束ではなく多くの人がシャツとズボンを着ている。女性はカラフルなヒジャブをかぶり、全体的にカジュアルな印象を受けた。

ソマリランド行きの飛行機(写真:著者提供)

ハルゲイサ国際空港に到着すると、別途30ドルの空港税を払わなければならず、それを払うと、あっさりとソマリランドに入国することが出来た。

空は透き通るような水色で、気持ちが良い。

空港からハルゲイサの街に向かうバスを探したが、それらしき場所が見つからない。タクシーもいない。他の乗客は家族などの迎えの車が来ていて、それぞれに乗っていく。

やがて、空港から人がいなくなった。

どうしようかと途方にくれていると40歳ぐらいのビジネスマンが声をかけてくれ、運転手付きのハイヤーで街まで送ってくれた。

「ホテルを決めていない」という話をすると、1泊12ドルで街に近いWi-Fiのあるホテルを紹介してくれた。

別れ際にお礼を言うと、ワッツアップの電話番号を紙に書き「何か問題があったらいつでも連絡してね」と言い去っていった。

初っ端から優しい人に出会えて幸先が良い。

空港から案内してくれた親切なビジネスマン(写真:著者提供)

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【2つの文化が合理的に融合している】

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