ムチャぶりをされた部下としては、最初は上司のことを呪いますが、数年後、恐ろしく力がついている自分に気づくと、その上司を尊敬し、感謝したりすることも。
ただし、いまいましい記憶もしっかり残っているので、後々、上司を蹴落とそうと頑張ります。
イケてる上司の皆様方には、ストレッチもほどほどにして、明智光秀を育てないよう気をつけてほしいものです。
嫌な奴だが、正しい……
私、思うんですよね……。ダメなやつは何をやってもダメなのよ。
適当にやって、成長する意識もなく、働いたら負けだと言わんばかりの人は、外資には向いていません。
できる上司は、部下を育てることもできますが、同時に部下を切ることもできます。切られる部下は、もちろん、成長意識がない、モチベーションが低い人物も含まれます。
ですが、ここでは上記で言ったような「部署の方向性に必要な能力」を
伸ばすことができない人材も含まれてくるのです。
こういった部下は、いわば「向いていない仕事」をさせられているわけで、部署の足も引っ張りますし、本人にとって不幸です。
できる上司は、こういう部下に対しては仕事ぶりをしばらく観察して、仕事内容を変えたり、場合によっては部署変更を人事に申し出ます。
外資系であってもできる上司ほど、人を簡単にはクビにしません。ですが、見切る速度は人一倍速いのです。見切られないよう、部下は必死に上司を追いかけるのかもしれません。
さてはて、2回にわたってお伝えさせていただいた外資系クソ上司、デキ上司、いかがだったでしょうか。
日系企業と外資系企業いずれであっても、できる上司は、スーパーパーフェクトな人格者である必要はありません。
ただひとつ言えることは、上司たる者、つねに部下の観察を怠ってはいけません。なぜなら部下も上司をつねに観察しているからです。
どんな上司でも、
「こいつは人間的にはクソだが、言ってることは間違っていない」
と部下に感じさせれば、それができる上司なのかもしれません。
といったところで今日は失礼します☆
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