当然ですが、あなたが上司だとして「①関係開始:この人は良い印象だ」を部下から獲得していないにもかかわらず、あなたがどれだけ「自己開示」をしても、部下からすれば「少し気持ち悪い……」となりかねないわけです。
認識するだけでも雑談は変わる
そのほか、お客様でよく耳にする事例としては、若手社員の方が「③関係深耕:この人の力になりたい」を周囲から獲得できていないにもかかわらず、「やりたいこと」を主張しても協力してもらえるはずがありません。
この3つのフェーズを意識し、今までのあなたと相手の「関係構築はどのフェーズなのか」を考える、あなたが持っている「コミュニケーションスキルを分類し整理する」だけでも、あなたのコミュニケーションの質は格段に上がります。
さて、今回の記事では、あなたが現状している雑談は、「普通の雑談」なのか、それとも無意識に「神雑談力」を活用しているのかを認識していただければと思います。
そして、関係構築には3つのフェーズがあり、それぞれ「目的」と「求められるスキル」があることを理解していただければと思います。
予告として、次回の記事より「神雑談力」の具体的なスキルの部分でもある「本当に必要な人間関係の作り方から深め方、そして必要のない人間関係の断捨離の仕方」まで、順を追ってお伝えできればと思います。
次回もお楽しみに!
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