または、完全一致の場合には印象に残るどころか、「映画の話で一杯どう?」と相手から誘われることもあるかもしれません。
本音を伝え、相手からも引き出す会話
この前の話、結構、感動しました。
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(聞こえるか聞こえないかの声でしみじみと)
この前の話、本当に感動したんだよな……。
ストレートに伝えることで心に刺さることもあるかもしれません。ただ、人によっては「嘘くささ」が出てしまう方もいるのではないでしょうか。
非常に残念ではありますが、私も「嘘くささ」が出てしまう一人です。そんな時に、相手に理由を伝える際に、意図しないタイミングで心から声が漏れ出したように演出すると、人は信用しやすくなります。
さすがです・なるほど・そうなんですね〜
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すごい・面白い・変わってますね!
人は欲求段階によって刺さる相槌が変わります。欲求段階の参考として、マズローの欲求5段階説というものをもとに紹介すると、「社会的欲求」を満たしたい方は「すごい」という相槌で気分が乗ります。
「尊厳欲求」を満たしたい方は、オリジナリティを求めている傾向があるため「面白い」と言われることで話しやすく感じやすいです。
「自己実現欲求」を満たした方は、全てを手に入れており、褒められることに飽きているため「変わってますね!」と忖度なくストレートに伝えてくれる人のほうが気分良く話す傾向があります。
君また失敗したのか?
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失敗の切り口が斬新でいいね!
ポジティブ比とネガティブ比という理論から、ポジティブな言葉が多い職場のほうがパフォーマンスが高いと言われています。
具体的には、数字の向上だけでなく、離職率にまで影響を及ぼすと言われています。また、ネガティブな言葉で責めると対象の部下のパフォーマンスが落ちるだけでなく、周囲にまで影響を及ぼし、全体として成果が目減りしてしまいます。
そこで、ポジティブな言葉でイジることで笑いに変わり、心理的安全性が上昇しチームの成果向上へとつながります。
どれもシンプルで大したことがないように思えるかもしれませんが、その効果は絶大です。
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