それでは、相手から信頼を得て会話を弾ませていくための工夫として、このような言葉を入れたらどうでしょう。
今日は暑いですね。午前中にお伺いした御社と同じ業界のお客様では……(続ける)
普通の雑談にも聞こえますが、相手の無意識に「この営業さんは、他の会社にも引っ張りダコなのかも」と間接的にすり込めます。
また相手と同じ業界の動向を伝えられれば、「この営業さんは色んな情報を持っていそう」「この営業さんからは学べそう」といったように信頼獲得につなげることもできます。
言葉を少し変えるだけで、神雑談になる
一流の人や話が面白い人は、このような「相手にどうなってほしいか」という意図を持った雑談を無意識のうちにしています。
私は意図を持ち、相手から「あなたと仕事がしたい」と無意識に思われる雑談のことを「神雑談」と呼んでいます。
他にも営業シーンに限らず、職場でのコミュニケーションなども含めた日常の中でどのような「神雑談」があるかというと……、
趣味は映画です。
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趣味は映画です。『パッチ・アダムス』が好きです。
特に〇〇のシーンで目頭が熱くなりました。
趣味が映画の人は数多く存在しているため、自己紹介の目的である「自分を相手の印象に残す」ことは難しいのが正直なところです。
そのため、具体的な「作品名」や「感情が動いたシーン」を入れ、趣味嗜好が近しい人にターゲットを絞ります。
すると、近しい趣味嗜好の相手からは、強烈な共感を生み、印象に残りやすくなります。
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