ジャニーズ会見は「井ノ原次期社長」への布石か? あえてゼロ回答で刷新後に新体制発足も

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一般人である藤島氏の話し方は、残念ながらお世辞にも上手とはいえず、発言中も涙ぐんで言葉に詰まったり、「本当に、本当に」といった当事者個人の感想にすぎない、まったく説得力のない発言が目立った。東山新社長はさすがにプロの俳優である。発言の重々しさ、深刻な雰囲気は十二分伝わっていた。

しかし一方、どこか現実感のない、まるで自身が主役を演じる必殺仕事人や刑事7人のセリフ回しのようにも聞こえてしまった。カッコ良すぎたのである。

かつて涙と鼻水でぐしゃぐしゃな顔で謝罪会見した某社の社長さんなどとは雲泥の差である。端正な東山氏は最後までクールな「ヒガシ」に見えてしまった。

なぜ井ノ原快彦氏が出席したのか?

会見の場に一人場違いな人物がいた。関連会社ジャニーズアイランド社長の井ノ原快彦氏である。井ノ原氏自身も有名タレントであり、経営陣の一角とはいえ、子会社社長である。

本来は経営実務を回していたといわれる白波瀬傑氏こそが、その場所に最もふさわしい人物のはずだった。しかし藤島氏の「社長」退任と同時に、ジャニー氏、メリー氏とともに帝国を築き、運営していた白波瀬氏は代表取締役副社長を退任していたため、この席にはいないという説明がなされた。

始めのうち、井ノ原氏は黙って席について藤島氏や東山氏の発言を聞いているだけだったが、質疑応答が始まると、自ら発言が増えていった。また「クールなヒガシ」と対照的に、スーツに丸メガネ、おでこの皺も気にせず話す姿勢は当初違和感があった。

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