さらには背面に最大2.1AのUSB出力を備えているため、あと1台――たとえばiPhoneやiPad、あるいはモバイルバッテリーを充電しておきたいというニーズにも、対応できる。
CONEの価格は2万9160円(6月中旬発売予定、税込)。なお、スピーカーは不要という方には、スピーカー機能がなくスッキリした外観の「TILE」というLEDライトスタンドも用意されている。こちらは1万6200円(税込)だ。
立ち上がったばかりのNuAnsブランドには、ほかにもいくつかの製品があるが、「CONE」「TILE」に加えてもうひとつ、「ROLLDOCK」にも簡単に触れておきたい。
クレードルとしても使用可能なモバイルバッテリー
「ROLLDOCK」は、3000mAhの容量を持つ小型モバイルバッテリーだが、同時に充電スタンドの機能も備えている。
たとえばオフィスのデスク脇でROLLDOCKを充電している最中に、さらに内蔵Lightning端子にiPhoneを接続すると、給電先がiPhoneに切り替わる。まずはiPhoneへ充電し、それが完了した後に、ROLLDOCKの充電が継続されるというわけだ。
「ROLLDOCK」にiPhoneを接続すると、ちょうどいい角度でタッチ操作ができるスタンドにもなるというのが特徴だ。
出かける際にはiPhoneを取り上げ、「ROLLDOCK」をクルリと巻いて持ちだせば、モバイルバッテリーの充電忘れといったトラブルも未然に防ぐことができる。Lightning端子に特化しているとはいえ、煩わしいケーブルのハンドリングが不要な点も好ましい。価格は5400円(税込)だ。
スペックや機能の数を競うのではなく、現実の利用シーンでどこまで心地よい使い勝手を実現できるのか。こうしたデザイン性の高い製品は、一方で高価過ぎるものも多い。彼らの用意した”新しい答え”が、あなたの何らかの悩みを解決するのであれば、その価値に見合うプライスレンジに収まっている――すなわち、テクノロジとデザインの出会いを、よりカジュアルな価格帯で実現していることも、NuAnsシリーズの魅力と言えるだろう。
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