雑談で好印象をゲットする「共感サイン」の送り方 言葉よりボディランゲージのほうがより重要

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夫婦・カップルの会話で、「ただ話を聞いてほしいだけ、そこで、反論や解決策を言ってほしいわけではない!」というやりとりがしばしば起こってしまいます。このような言葉が発せられた時は、会話がすれ違っています。これは雑談の背後にある「目的」と「ステークホルダー視点」を取り違えていることが原因です。

このようなケースでは、話し手の雑談の目的は「話を聞いてもらって、共感してもらって、自分の気持ちを癒したい、整理したい」ということでしょう。

「ステークホルダー視点」から確認すると、話し手は、何か落ち込むようなことがあったのでしょう。そして、今、落ち込んでしまっていて、救いの手を相手に求めている状況でしょう。

初対面の相手と会話するケースでは

このように「目的」と「ステークホルダー視点」を適確に認識できれば、雑談の機会をよりよい機会とできます。

そして、雑談の後、相手は気持ちが癒され、雑談の目的が達成されます。その結果、夫婦・カップルの関係性・絆もさらによくなるでしょう。

また、仲良くなりたい相手との初対面の会話、あるいは、大事な商談でお会いする初対面の相手と会話するケースについても考えてみましょう。

会話は、雑談から始まります。そして、雑談からの印象が第一印象として、お互いの脳に深く刻まれます。したがって、最初の雑談は、とても大事な時間です。

それが理解できれば、まずは、「初対面から仲良くなる」という目的の達成に向けて準備します。「ステークホルダー視点」で相手の関心・問題意識・当たり前などを想定します。必要であれば、事前に簡単な調査もします。

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