面接で落ちる人は「採用側の本音」がわかってない 「タテマエ」だらけの面接質問の必勝法とは?
面接で失敗する人の多くが知らない事実
「採用面接が苦手」と言う人は実にたくさんいらっしゃいますが、これまでに6万人以上の就職・転職のサポートをしてきた経験から言えば、「正しい対策」を取ることさえできれば、内定を得て自分の納得できる仕事に就くことは難しくはありません。
では、その「正しい対策」とは何なのか。それは、「採用側の本音」を理解し、その本音に対して「自分は何ができるか」と、「どういう思いを持っているか」を伝えることです。
実は面接官は、応募者に聞きたいことを直接的に尋ねない場合が少なくありません。言ってみれば、面接官は「タテマエだらけ」の質問を投げかけているのです。
たとえば面接官が「自己紹介をしてください」と言うとき、そこには「仕事に結びつく形での人物像を知りたい」という本音が隠されています。この本音に気づかず、額面通りに受け止めて「出身は○○市で、緑豊かなよいところです。趣味は……」などと答えていては、「わかってないな」と思われるだけで、評価は得られません。面接がうまくいかないという方の多くは、この「本音」に気づかず、ピントのずれた答えをしてしまっているのです。
逆に言うと、面接官が本当は何を聞きたがっているのかという「本音」を知っておけば、質問の意図をくんで適切なアピールができるため、ほかの応募者に差をつけることができ、内定がぐっと近づくわけです。
それではさっそく、よくある「タテマエ質問」とその本音(ぶっちゃけ質問)の例を見ていきましょう。
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