副業で300万円のジム買った会社員の成功の極意 個人が会社を買収して資本家になれる時代が来た

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パーソナルジムを買ったMさん(30代)の告白

大学を卒業して衆議院議員の私設秘書を4年したのち、ITベンチャーの経営管理の担当を経て、家具メーカーの大塚家具に転職しました。そこで社長秘書兼経営企画を担当した私は、同社が大手家電販売チェーンのヤマダホールディングスに買収されたことで転籍。今はIRやESG関連の施策を行っています。勤務先が群馬県高崎市にあるので、私も2022年3月、そちらに移住しました。

また私はサラリーマンをしながら、副業として個人事業で、事業計画の策定や補助金・融資の申請書類作成のサポートなどをしていました。

そんな私が個人M&Aに興味を持ったのは、三戸さんの前著『サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい』に出合ったからでした。

最初は頭のなかが「?」マークでいっぱいでしたが、読み進めるうちに腑に落ちることがたくさんありました。

マッチングサイトを利用する

最初はM&Aマッチングサイトや日本政策金融公庫、事業承継・引継ぎ支援センターに登録し、幅広く会社を探しましたが、仕事をしながらだったので、次第にマッチングサイトを主に使うようになりました。

気になった会社に何件かアプローチしたものの、競争入札に負けてしまったり、基本合意まで行ったけれど事業性に不安があって買収を断念したりといったことがあり、一時は熱が冷め、会社探しをやめてしまった時期もありました。

久しぶりにマッチングサイトを見た2022年1月17日、ちょうどその日に公開された案件が目に留まりました。それが今回購入したパーソナルジムでした。

後で聞いたところによると、関東で6店舗経営しているパーソナルジムで、元K―1選手がオーナーをしていたのですが、オーナーが農業系ベンチャーを始めることにしたため、ジムは売却することにしたそうです。

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