最高値は長野、都道府県別ガソリン価格ランキング 内陸部は高め、隣接エリアで差がつくことも

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2023年夏のガソリン価格
東京都中央区のガソリンスタンドの価格。8月24日撮影(写真:東洋経済オンライン編集部)

全国でガソリン価格の上昇が止まらない。背景には、ガソリン補助金が6月から段階的に縮小していることに加え、原油価格の高止まりや円安が進んでいることなどがある。

一方でその上昇ペースは各地でバラツキがある。製油所から離れている山間部や内陸部は輸送コストがかさみ、店頭価格も上昇する傾向にある。また人口が少ない地方などは、大都市圏と比べて販売量が見込めないことから、単価が引き上げられることもある。

最高値は1リットルあたり192.3円

今回は、47都道府県のレギュラーガソリンの平均価格を、足元の価格の高い順にランキングした。最高値は長野県の1リットルあたり192.3円だった。さらに全国を7つのエリアに分けて、価格の推移をグラフで掲載した。エリアによっては10円以上の価格差があるところも見られた。旅行などで都道府県をまたいで車で遠出する場合、どこで給油すればお得かといった判断にも活用できそうだ。

岸田文雄首相は8月22日、9月末に期限を迎える現行の補助金の延長を検討、月内に具体案をまとめるよう与党に指示した。家計への影響もあるだけに、市況や政策の動向に注目したい。

(※外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)

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