4県で190円を突破、「ガソリン価格」ランキング 15週連続で値上がり、24の都府県で最高値を更新

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ガソリン ガソリン価格
8月28日時点で過去最高値を更新したレギュラーガソリンの全国平均価格(写真:時事)

資源エネルギー庁が8月30日に発表したレギュラーガソリンの店頭価格(全国平均、28日時点)は1リットル185.6円と、15年ぶりに統計開始以降の最高値を更新した。補助金の縮小や円安の進行により、値上がりは15週連続となる。

レギュラーガソリンの価格推移

そこで今回は、47都道府県のレギュラーガソリンの平均価格を、足元の価格の高い順にランキング。さらに全国を7つのエリアに分けて、エリア内でのランキングも掲載した。最高値を更新したのは24都府県で、ランキング内では太字で記している。

全国の最高値は前週に続き長野県

全国で最高値だったのは長野県の194.0円で、全国平均を8.4円上回った。前週まで190円台は長野県と鹿児島県の2つだったが、前週比で2.6円上昇した長崎県、5週連続で過去最高を更新した山形県が190円台を突破し、4県になった。最安値は岩手県の180.9円で、170円台の都道府県はなくなった。

岸田文雄首相は8月30日、9月末に期限を迎える予定だったガソリン補助金について、年末まで延長すると表明。9月7日から段階的に拡充し、10月中にレギュラーガソリンの全国平均価格が175円程度となるよう調整していく構えだ。

(※外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)

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