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帝国ホテル「1万円台のバイキング」の豪華な中身 リニューアルオープンし、メニューも増える

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  • 東龍 グルメジャーナリスト
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コンディメント(調味料)も充実させた。店名に「サール」=「sal(ラテン語で塩)」とあるように、塩にもこだわり、11種類の塩を用意。より自分好みで、料理の味を楽しむことができそうだ。

11種類の塩が提供されている(写真:筆者撮影)

料理のジャンルが増えたことも、注目ポイントだろう。これまでフランス料理のみだったのが、今回から中国料理と日本料理も加わった。なお中国料理は、帝国ホテル 大阪で人気の中国料理店「ジャスミンガーデン」で長年シェフを務め、現在は中国料理統括シェフの畑繁良氏が監修している。

料理ジャンルが増えたことについて、帝国ホテル 東京の料理長を務める杉本雄氏は「帝国ホテルは今年で133年目を迎えます。大阪では開業から日本人にも馴染みのある中国料理を提供していましたが、東京には中国料理の直営店がなかったのでまだ提供していませんでした。帝国ホテルが生み出したバイキングは、さまざまなお客様に、おいしく味わっていただくことがコンセプトです。そう考えたときに、フランス料理に加えて、食べやすい中国料理や馴染みのある日本料理もお召し上がりいただきたいと考えました」と語る。

中国料理と日本料理が加わったことにより、紹興酒や日本酒、焼酎も用意。さまざまな食事とお酒のマリアージュが体験できるようになった。

さまざまな中国料理や日本料理が加わった

ここで、新たに加わったメニューもいくつか紹介しよう。

冷菜では、シャキシャキ感が心地よい「クラゲ冷菜」やピリ辛の「ザーサイ」など、ポピュラーな中国料理が加わった。帝国ホテルのファンであれば、「帝国ホテル伝統のポテトサラダ ミモザ風」とともに、中国料理の定番冷菜が味わえるのは、うれしい驚きだろう。

また、旬の食材をカラッと揚げた「天婦羅」や、鴨のパリっとした皮とジューシーな身を巻いた広東スタイルの「北京ダック」、ワゴンで提供される「小籠包」などの点心、シンプルなラーメンの「光麵」、焼き立てが目の前で切り分けられる「台湾カステラ」などもメニューに加わった。

旬の食材をカラッと揚げた「天婦羅」(写真:筆者撮影)

温菜は、杉本氏が本場フランスのニュアンスを取り入れた、バターが香ばしい「スズキのカフェドパリ風」や、濃厚なソースで味付けされた「鮑の煮込み」、適度なピリ辛さが癖になる「麻婆豆腐」、優しい出汁が効いた「鱧のお椀」を味わうことができる。

〆の食事も、バイキングではなかなか見かけない「鰻丼」、「五目チャーハン」と充実した内容だ。

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