バランス調整されたHD-2Dリメイク版『ドラクエ3』がリリース。アップデートが遅すぎて不評を買った理由とは

5月23日にアップデートされた『ドラクエ3』。しかし、アップデートされたからこそ波紋を呼んでいる(画像:任天堂公式サイトより)
日本国内で絶大な支持を得ているゲームのひとつが『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』(以下、『ドラクエ3』)である。2024年11月に発売されたHD-2Dリメイク版も記憶に新しく、遊んだ読者も多いのではないだろうか。
HD-2Dリメイク版『ドラクエ3』は全世界出荷・DL販売本数が200万本を突破しており、さすが日本で大人気のタイトルといえる記録を残している。そして、2025年5月23日にゲーム内容を調整するアップデートが実施された。
アップデートの内容としては、ゲームバランスが調整されたほか、遊びやすくなる変更が加えられている。ふつうに考えればこれは嬉しい話である。好意的に受け取る人も、もちろんいる。
しかし、アップデートで改善したからこそ不評を買っているのも否定できない。なぜ、ゲームをよりよくしたのに喜ばれないどころか、悪く思われるケースがあるのだろうか?
ひとり用買い切り型ゲームでもアプデが当たり前の時代

アップデートによる変更内容は公式サイトに詳細に記述されている(画像:『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』公式サイトより)
さて、まずはHD-2Dリメイク版『ドラクエ3』のアップデート内容を簡単に説明しよう。
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