「しんちゃん3Dアニメ」製作に7年かかった舞台裏 ほっぺのもちもち等、しんちゃんらしさを表現

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畑中:白組としては、観ていただく方に、なんかいつもと違うなということにならないように。いつもの画面の延長線上で観てもらうことができれば、ある意味、成功だと思っていました。もしそういうふうに見ていただけたならすごく嬉しく思います。

吉田:そこは狙っていました。3DCGだからといって違うキャラクターではないので、いつもと同じように愛してほしいという気持ちはありました。

――この作品は制作に7年かかったそうですが。

吉田:思ったより時間がかかりました(笑)。7年かけて作るぞということで始めたわけではないです。

ほかの作品と比べても長い製作期間

――それはコロナの影響も?

吉田:それよりもコロナ前に制作の準備段階で時間がかかったということです。キャラクター開発だったり、脚本作りだったり。監督の都合もあったんですけど、初期開発に時間をかけたので、結果的にそうなったということです。もちろんコロナになって白組さんの環境が大きく変わりましたが、それで大きく遅れが出ることがないようにやっていただけました。

しんちゃん3D
本作のキャラクターデザインで使用されたポーズライブラリー。しんちゃんの多種多様な顔が準備されている。(C) 臼井儀人/しん次元クレヨンしんちゃん製作委員会

畑中:コロナの時はリモートワークをせざるをえなかったですからね。システム部がプロジェクトに影響が出ないように。と、頑張ってリモート環境を構築してくれて本当に助かりました。コロナ初期の頃はみんな心配していた時期だったので、できる限りスタッフには負担をかけないように。

それでもどうしても出社してもらわないとできない作業があった場合も、出社時間をずらしたりして、あまり密にならないようにと工夫をしながら、作業を進めていきました。その甲斐あって何カ月かの遅れで済んで。大幅な遅れにはならずに作業を進めることができました。

――7年というのは他作品に比べても長い作業時間だったのでは?

畑中:やはり長いと思います。ほかの作品でも、プリプロ(作業前の準備段階)を入れて、3年とか4年でつくっていますので、7年というのはちょっと長いですね。

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