岸田政権の支持率「危険水域」で早期解散は"困難" 党・内閣人事について与党内で飛び交う臆測
休暇初日の11日には東京・丸の内の書店で書籍を約10冊購入。続いて12日午後には裕子夫人を伴って東京・日本橋の百貨店で洋服や食品を買い込んだ。さらに日曜日の13日は終日公邸で家族と過ごし、来客もなかった。
当面の政治日程をみると、岸田首相は8月17日に訪米し、翌18日にワシントン郊外のキャンプ・デービッド山荘で、バイデン大統領と韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領との3カ国の首脳会談に臨む。この3人の顔ぶれによる首脳会談が、国際会議以外の場で行われるのは初めてで、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮への対応や、中国の海洋進出を牽制するためのインド太平洋地域での連携強化などを協議するとみられている。
人事断行は9月12日か同26日前後に
さらに岸田首相は、9月9日からはインド・ニューデリーで開催されるG20首脳会議に出席し、“外交の岸田”をアピールする構えで、「休暇中も秘書官を通じて外務省との打ち合わせに余念がない」(官邸筋)とされる。
これらの外交日程も踏まえ、岸田首相周辺は「人事は早ければ9月12日前後、遅くとも9月26日前後になる」と明かす。もちろんその間の内閣支持率の変化は予測できないが、同周辺は「岸田首相としては、支持率が下げ止まっていれば、大幅人事で人心一新したい考えだが、現状では骨格維持を余儀なくされる可能性が高い」と語った。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら