以上5つの家庭のケースを紹介しました。
充実した夏休みとなることで、親の努力も報われる
親のイライラを回避するために、それぞれ独自の方法を実践されていることが伝わったのではないでしょうか。
共通するキーワードは「夏休み限定のルーティンを作る」ことにあると思われます。ルーティンとは、日課、慣習、お決まりの手順のことを言いますが、学校に行っている平常期とは異なる夏休み独自のルーティンを作るのです。そしてルーティンを回すだけでなく、子どもたちの自由時間を、平常期以上に容認していることも感じられました。
夏休みは、時間が多くあるため、子どもたちはヒマを持て余してゲームか動画視聴に走りがちですが、「ルーティンさえしっかりしていれば、自由時間(ゲームや動画)が多少多くても、ダラダラしていてもOK」という考え方が、親の気持ちのゆとりを作り出し、イライラやガミガミを減らせるのではないかと推察します。
ルーティンを作るやり方は、7月20日に配信した前回の記事にも記載しました。そこでは「子ども手帳」の仕組みを紹介しました。これによって子どもが自主的にやるべきことや、やりたいことをこなしていく仕組みを作ることができますので、夏休み後半限定で行ってみることもお勧めです。
夏休みの昼食の悩みは避けられないとしても、夏休み限定のルーティンとゆとりを容認することで、子どもたちにとって充実した夏休みとなれば、親の努力も報われると思います。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら