読者約2600人に「実家の片付け」についてアンケート。片付け経験者からは苦労の声が多く聞かれた。
2024年から相続や登記・空き家のルールが激変。1月からは「生前贈与制度」が変更、4月には「相続登記の申請義務化」が始まる。そしてマンション相続税評価額の新算定ルールも導入予定だ。『週刊東洋経済』の8月7日(月)発売号(8月12・19合併号)では、「相続・登記・空き家 2024年問題」を特集。そうした相続関連の2024年問題とその対応策を解説していく。
実家の片付けでどんな苦労をしたか
親が亡くなった時などに迫られる実家の片付け。実家の片付けを経験した人にはどのような苦労があったのか?
本誌では2024年7月に、東洋経済オンライン読者向けに「実家の片付け」に関するWebアンケートを実施し、約2600人から回答を得ることができた。
その結果を集計するとともに、実家の片付けに関して印象に残ったエピソードを紹介していく。令和日本の実家の片付けのリアルが見えてくる。
[アンケートの概要]2023年7月にインターネット上で「実家の片付け」に関するアンケートを実施。有効回答者数は2596人で、回答者の属性は男性が83%、女性が16%、回答しないが1%。年代別では20代以下2%、30代6%、40代12%、50代30%、60代35%、70代以上15%。有効回答者2596人のうち1424人が実家の片付けを経験したことがあると回答した。
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