ホンダ新型「N-BOX」販売台数首位、王者の決断 キープコンセプト、使い勝手や質感が高まった

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なお、室内サイズについても、新型は詳細なデータはまだ明かではないが、先代モデルの場合で長さ2240mm×幅1350mm×幅1400mm。新型は、車体サイズと同様に、室内についても、2代目モデルに近いサイズ感になることが予想される。

3代目もナンバーワンを勝ち取れるのか

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以上が現時点で判明している新型N-BOXの概要だ。前述のとおり、先代モデルは新車の販売実績でトップを走り続けているまさに王者。その勢いはいまだ止まらず、2023年上半期(1~6月)の新車販売台数は、これも先述したように登録車も含めて1位(11万2248台)となっている。同ジャンルのライバルとしては、ダイハツ・タントが、全軽協が発表した2023年上半期(1~6月)の新車販売台数によれば8万85台で2位。3万台以上の差があるので、やはりN-BOXが独走状態に近いことは確かだ。

ただし、少し気になるのが前年同期比。タントは181.2%で、N-BOXの108.0%より伸び率はいい。つまり、2023年に入り、タントがN-BOXを猛追しているともいえるのだ。そんな状況下、2023年秋に発売予定の3代目N-BOXが、市場からどのような反響を受けるのかが今後気になるところ。価格など、新型モデルのさらなる詳細が発表されたときに、また検証してみたい。

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平塚 直樹 ライター&エディター

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ひらつか なおき / Naoki Hiratsuka

1965年、福岡県生まれ。福岡大学法学部卒業。自動車系出版社3社を渡り歩き、バイク、自動車、バス釣りなどの専門雑誌やウェブメディアの編集者を経てフリーランスに。生粋の文系ながら、近年は自動運転や自動車部品、ITなど、テクノロジー分野の取材・執筆にも挑戦。ほかにも、キャンピングカーや福祉車両など、4輪・2輪の幅広い分野の記事を手掛ける。知らない事も「聞けば分かる」の精神で、一般人目線の「分かりやすい文章」を信条に日々奮闘中。バイクと猫好き。

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