三菱自が「トライトン」にかけた復活への思い 〝らしさ〟復活へタイ工場刷新、日本へ再上陸

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三菱自動車は7月26日、タイのバンコクでピックアップトラックの新型「トライトン」を発表した(写真:三菱自動車工業)

7月26日、三菱自動車工業はタイの首都バンコクにあるクイーン・シリキット・ナショナル・コンベンション・センターにて、フルモデルチェンジを受けて登場したピックアップトラック、新型「トライトン」の発表会を開催した。

バンコクきっての大規模国際会議場を舞台に、500名ものゲストを招待した盛大なイベントである。舞台にはデザイナーや開発責任者だけでなく、加藤隆雄社長兼CEO、長岡宏副社長なども登壇し、それぞれ熱のこもったスピーチを展開。2台がアンヴェールされた。

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しばらく商品説明がなされた後には、ステージ背後の幕が開き、実に13台ものカスタマイズカー、競技用車両が披露されて、このクルマが持つ世界の広がりがアピールされるなど、見どころも盛りだくさんの実に内容の濃い発表となった。正直、この規模感の新車発表は、国内でもそうそうお目にかかれないものだ。

ステージ後方にはさまざまなカスタマイズカー、競技用車両が披露された(写真:三菱自動車工業)

重要なASEANで人気のピックアップトラック

これだけ力が入る理由としては、まずここがトライトンの生産国だということが挙げられる。トライトンは世界で販売される大半が、タイで作られているのだ。

そして何よりタイをはじめとするASEANは三菱にとって商圏としての重要度が高い。2022年度の実績ではグローバル販売83万4000台のうちASEANが26万2000台で31%を占めているほどだ。ちなみにタイ単独では4万7000台で6%である。

この地域ではピックアップトラックの人気がとにかく高い。運搬用をはじめとする商用として使われるのはもちろん、近年ではSUV的な使われ方も非常に多くなってきている。

じゃあSUVでいいのでは……とならないのは、ピックアップトラックは税金が非常に安いから。ともあれ市場は大きく、注目度も高いこのセグメントで、三菱は安定したシェアとブランド力を築いており、新型トライトンも当然、その勢いに拍車をかけることが期待されているわけだ。

もちろん、一番力が入っているのはクルマそれ自体である。

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