「勉強は地理から始めるべきだ」東大生勧める理由 マイナー科目からなぜ始める?その深い背景

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ただ丸暗記したものより、「なぜそうなるのか」を理解したほうが忘れませんよね?「レタスの全国1位と2位の生産地は長野県と茨城県」と言われても明日には忘れているでしょうが、「レタスは抑制栽培が行われる高山が多い長野県と、近郊農業が行われる東京をはじめとする関東大都市圏の近くにある茨城県」と言われたら忘れにくくなると思います。

思考し、「なぜ」を考えるという能力は、頭をよくするために欠かせないものだと僕は思います。

地理の勉強からのスタートがお勧め

ということで、大人の方も子供の方も含めて、「これから頭がよくなりたい」という方はぜひ、地理の勉強からスタートするとよいのではないでしょうか。もし自信がないのであれば、僕がそうであったように、中学社会からでも大丈夫です。

意外と中学社会の知識でも「あれ?これなんだったっけ?」とわからなくなってしまうこともありますし、その知識がしっかり定着していれば、先ほどの問題が解けるレベルにまで到達できると思います。みなさんぜひ、参考にしてみてもらえればと思います。

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西岡 壱誠 現役東大生・ドラゴン桜2編集担当

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にしおか いっせい / Issei Nishioka

1996年生まれ。偏差値35から東大を目指すも、現役・一浪と、2年連続で不合格。崖っぷちの状況で開発した「独学術」で偏差値70、東大模試で全国4位になり、東大合格を果たす。

そのノウハウを全国の学生や学校の教師たちに伝えるため、2020年に株式会社カルペ・ディエムを設立。全国の高校で高校生に思考法・勉強法を教えているほか、教師には指導法のコンサルティングを行っている。また、YouTubeチャンネル「スマホ学園」を運営、約1万人の登録者に勉強の楽しさを伝えている。

著書『東大読書』『東大作文』『東大思考』『東大独学』(いずれも東洋経済新報社)はシリーズ累計40万部のベストセラーになった。

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