会社員が民泊で年2000万円超を稼ぐまでの第一歩 副業民泊物件1軒目立ち上げのリアルな過程
民泊の手続きをするためには、大家さんからきちんと許可を得たたうえで、「転貸承諾書」を役所に提出しなくてはいけません。私の場合は不動産仲介業者さんを通じて、大家さんに直接交渉をしました。
私が目を付けた一軒家は、先程も述べたとおり、取り壊し前提&2年限定の定期借家契約だったので、ファミリーで借りてもらうのは難しく、単身者が借りるにもサイズが大きすぎて、実は大家さんとしても頭を悩ませていたようです。
私も後々わかってきましたが、民泊は物件の情報サイトを見ながら、貸し手の状況を読み取って、「借り手がつかなくて困っていそうな物件を狙う」のもアリなのです。
その後、何回か面談を重ねたうえで、その大家さんからは許可が下り、2018年5月、晴れて私は1軒目の民泊物件を手にすることができました。
物件の契約前後で大忙し
物件に当たりをつけることができたら、そこからは大忙し。
まずは、物件を契約する前に、保健所に「ここで民泊をしてOKか?」の確認をし、消防署には「どんな消防設備が必要か?」を確認する必要があります。
さらに、物件の契約後には実際に保健所へ書類の届出をしつつ、必要に応じて消防設備の設置をしなくてはいけません。
また、そんな届出関係をクリアしたら、いよいよお部屋作り。
ベッドやテーブルといった家具や、冷蔵庫などの家電も必要になります。
とはいえ、当時の私に潤沢な資金はもちろんないので、メルカリやラクマなどのフリマアプリ、近くに住む人のいらなくなったものを譲ってもらうジモティーなどのサービス、ニトリなどの家具量販店などを利用して、20万円ほどでかき集めました。
敷金・礼金・仲介手数料などの費用も総額で80万円程度はあったので、この時点で初期費用には100万円ほどかかっています。
そして、いよいよ「Airbnb」という宿泊予約のポータルサイトに物件を登録しました。
登録したのは、「住宅宿泊事業法(民泊新法)」が施行された2018年6月15日の数日後。
実はこのタイミングは新しく民泊をはじめるには、いい時期でした。
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