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SNSを「うまく活用できる人・できない人」の決定差 情報を発信するときに意識したいこととは

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  • 内田 和成 東京女子大学特別客員教授、早稲田大学名誉教授
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言い換えれば、自分はなんのために情報発信を行うのか、あるいは人々は自分に何を期待しているのかに合わせて、発信の方法を決めていく必要があるということだ。

もし、発信することによって有益なコメントやフィードバックが得られ、ぐるっと回って情報収集に役立つとか、情報分析の深みが増すというのなら、SNSで発信することには意味があると言えるだろう。

私もかつてはブログに、現在はフェイスブックに投稿することが多いが、そこでもらったコメントから新しい発見が得られることがあり、それは貴重な機会だと思っている。だが、そう思えない人は、無理に発信をすることはない。

発信で重要なのは「受け手意識」

SNSで不特定多数とつながろうとする以前に、自分が満足させるべき相手ときちんとコミュニケーションができているかを確認すべきではないかと思う。それは上司かもしれないし、社内の他部門の人間かもしれない。あるいは顧客や取引先だ。

こうした人間が、自分からどんなアウトプットが出てくるのを期待しているのか。「発信」という意味では、そのほうがよほど重要だと私は思う。

ここで意識すべきは「受け手意識」だろう。受け手意識とは、「この情報を受け取る人はどう感じるか」ということだ。

一例を挙げよう。上司から資料作りを頼まれたとする。資料作りももちろん、立派な発信だ。ここで張り切ってとにかく情報を集めまくり、すぐには読み切れないほどの分厚いレポートとして提出したらどうだろう。若いうちなら「頑張ったな」と評価されるかもしれないが、逆に辟易される可能性も高い。ここでまず考えるべきは「情報を受け取る上司にとって、必要なものは何か」ということなのだ。

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