栗山監督「世界最強チーム作る"伝え方"」10の魔法 この"1文字"が「やる気」「思い」を引き出す!

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【6】ひたすらに謙虚

栗山氏は高い実績を上げながら、常に「謙虚であれ」と自分を戒めている節がうかがえます。たとえば、

「人は勝ち切るとダメになるということなんです。みんなが褒めてくれるし、みんなが僕の話を聞いてくれるから、僕が言っていることが正しいって僕自身が勘違いしちゃうんです。(中略)僕が偉そうだったり、ダメなことをしていると思ったら、みなさんにどんどん指摘してほしいんです。これは本当にお願いします!」(同)

「(コーチに対し)本当にすみません。お待たせしてすみません」「(投手に対し)ごめんな、流れが悪いところで投げさせて」など、プライドにこだわることなく、謝ることを厭いません

知ってるふりをせず、素直に聞く

映画には、「スライダーとかってさ、必要なのは基本的に握り?」とダルビッシュに尋ねるシーンが映っていました。

何かわからないことがあれば、知ってるふりではなく、すぐに誰かに素直に聞く常に「学び続ける姿勢」を貫き通していました。

【7】短く言い切る

長々とした説教はしないことを心がけているとのことで、彼の挨拶やスピーチは基本、短く、伝わりやすいのが特徴です。

「チーム全体のミーティングなんかでは失敗してしまうぶん、選手と個別に対話する際には事前にストーリーを組み立て、短い言葉を使うようにしています」(同)

ダラダラしゃべりではなく、瞬間的に相手の心に響く、歯切れのいい言葉を使うよう、心を配っているのです。

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