ラーメン店主に転身した元Jリーガーの快活人生 盛田剛平が歩む異例のセカンドキャリア
-サッカーを楽しめたことが大きかった?
「そうですね、それ以外でも。プライベートでも、オンとオフは切り替えて楽しんでいました」
自然体でいて、物事にとらわれない自由な発想。だからこそラーメン店開業という畑違いのセカンドキャリアが待っていた。
選手引退後のサポートもやりたい
-盛田さんの姿を見て、現役のサッカー選手ももっと自由にセカンドキャリアを、と考える人も増えてくるのでは
「そういうサポートもできればやりたいと思います。飲食店をやりたいという人がいれば、僕がやった失敗をさせる必要はないから、全部教えたりとか。何かサポートしたり、できることはやりたい。なかなか家族もあってチャレンジもできないですから。だから僕は失敗できないですよ。セカンドキャリアの成功モデルになりたい。こうやってサッカー以外でもやれるんだぞというのを見せなきゃいけないし、もっと頑張らなきゃ」
「サッカーとラーメンの二刀流」。自らの生き方をこう称する。
「売り上げはまだ好調とは言えないけど、収入も得ながらラーメンの勉強ができる。それがあってサッカーの指導もできるというのも、すごい理想じゃないかな」
好きこそものの上手なれ-。自分の城を構え、その笑顔は至福に満ちたものだった。
(佐藤隆志)
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