東大生実践「説明上手な人」の真似したい3つの技 聞き手にわかりやすく伝えるにはどうする?
プレゼンが苦手。話に説得力がないと言われてしまう。そんなことはありませんか。『会話を科学する! 最短のラリーで誰とでもうまくいく 東大式コミュニケーション』を上梓した、カルペ・ディエム設立者の西岡壱誠さんは3つのことを意識すると、うまくコミュニケーションが取れるようになると言います。説得力のある話し方のコツを紹介します。
東大生はコミュニケーションが円滑
東大生はみんな「話が早い」です。
相手の言うことをすぐに理解し、話すときも無駄な説明などに時間を使いません。それでいて話がわかりやすく、そして結論を出すのが早い。東大生と会話をしていると、そのコミュニケーションの円滑さに驚かされます。
一体なぜ、そんなことができるのでしょうか?
今回は、東大生300人のコミュニケーション術を分析して見えてきた、「東大生の話し方3選」をみなさんにご紹介したいと思います。
・数字を入れる
まずは、「数字を入れる」です。プレゼンするときに、伝えたいことを数字に置き換えて話すのです。
東大は文系であっても、数学で高水準の成績が求められます。それもあってか、プレゼンするときや簡単なコミュニケーションを取るときも、みんな数字を意識して話しています。
例えば、この2つの文を見てみなさんはどっちが伝わりやすいと感じますか?
1 最近うちのバイト先、大変なんですよ。業績が悪化しているから店長からプレッシャーも掛けられるし、雰囲気もとても悪いんです。
2 最近うちのバイト先、大変なんですよ。店長から「普段の2倍、商品を売れ」って無茶なこと言われているし、同僚が突然辞めてしまって、その穴を埋めるために1.5倍働かなきゃいけないんです。
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