東大生実践「説明上手な人」の真似したい3つの技 聞き手にわかりやすく伝えるにはどうする?
東大生は、2番で伝える場合が多いです。そしておそらくは、みなさんも2番のほうが伝わりやすいと感じるのではないでしょうか。1番と2番、言っている内容はほとんど同じなのに、段違いに伝わりやすくなっていると思いませんか。
数字って、具体的でわかりやすいんですよね。例えば「東京ドーム何個分」なんて表現がありますが、あれは大きさがピンと来ないときに具体的なものの数字を使って示すことでわかりやすくする、という手法です。
物事を示すときに、数字ほど相手に届きやすいものはほかにないと言っていいでしょう。だからこそ重要なのは、とにかく数字を入れて語れるようになることなのです。
抽象的な話は、聞き手に伝わらない
抽象的な物事を語っても、相手には伝わらないことがあります。例えば「雰囲気が暗い」「プレッシャーがある」「ストレスがある」など、そんなことを言われても、相手はなかなか「どれくらい大変なのか」を共感しづらいでしょう。
だからこそ、数字を使って「仕事の時間が前の何倍になったのか?」「自分の時間がどれくらい奪われてしまっているのか?」などと言うことで、抽象的な事柄が具体的に示せるようになるわけです。
次は、「自分を入れる」です。客観的な説明をしなければならないときを除いて、自分の目線で物事を語るほうが、相手には伝わりやすくなります。東大生って、客観的で論理的なプレゼンばかりをするイメージがあるかもしれませんが、案外そんなことはなくて、主観をうまく活用しながらコミュニケーションを取っています。
例えば、この2つの文を見てみなさんはどっちが伝わりやすいと感じますか?
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