東大生実践「説明上手な人」の真似したい3つの技 聞き手にわかりやすく伝えるにはどうする?

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例えば東大生のプレゼン大会などでは、「みなさん、こういうことに悩んでいませんか? そういう人は、僕の話を聞いてみてください。この悩みが解決しますよ」と話し始める人が多いです。こうすることで、「話を聞いたらこんなメリットがあるんだ」というのがわかり、相手から聞こうと思ってもらえるわけですね。

「もしものために」は聞いてもらいやすい

また、何か相手に対して自分の経験を共有するときにも、次のような枕詞をつけておくと、相手から話を聞いてもらいやすくなります。

『会話を科学する! 最短のラリーで誰とでもうまくいく 東大式コミュニケーション』(主婦の友社)。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

「〇〇くんには関係ないかもしれないけれど、もしものために伝えておくと、こういうことはしないほうがいいよ。こんな苦労があるから」

こう伝えられると、相手としても「もしものために聞いておこうかな」という気になると思います。または、「もし友達でこういうことに巻き込まれる人がいたときのために話すけど」というのも有効でしょう。

とにかく、相手のメリットを考えながら話すのです。こうすることで、コミュニケーションは円滑になるでしょう。

ということで、3つの話し方のテクニックでした。

コミュニケーションを円滑に進められるように、ぜひ参考にしてもらえればと思います。

西岡 壱誠 現役東大生・ドラゴン桜2編集担当

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にしおか いっせい / Issei Nishioka

1996年生まれ。偏差値35から東大を目指すも、現役・一浪と、2年連続で不合格。崖っぷちの状況で開発した「独学術」で偏差値70、東大模試で全国4位になり、東大合格を果たす。

そのノウハウを全国の学生や学校の教師たちに伝えるため、2020年に株式会社カルペ・ディエムを設立。全国の高校で高校生に思考法・勉強法を教えているほか、教師には指導法のコンサルティングを行っている。また、YouTubeチャンネル「スマホ学園」を運営、約1万人の登録者に勉強の楽しさを伝えている。

著書『東大読書』『東大作文』『東大思考』『東大独学』(いずれも東洋経済新報社)はシリーズ累計40万部のベストセラーになった。

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