なぜ禁止?学校での「日焼け止め」論争への大疑問 使わせたい保護者VS使わせたくない学校
6月には学校や園でプール開きが行われます。この時期に毎年かなり話題になるのが、学校や園における日焼け止め(サンスクリーン剤)の扱いについてです。メディアやネットにも次のような声が溢れています。
日焼け止めを学校や先生に叱られるケース、多々
・高校生の女子が水泳授業の前にこっそり日焼け止めを塗って先生に叱られた。日焼け止めを取りあげられ、保護者が抗議した
・小学生の保護者が担任に日焼け止めの使用を頼んだが拒否された
・中学生が日焼け止めを学校に持っていった。それを見た同級生が先生に告げ口して叱られた
・学校からのお便りに「プールの水が汚れるので日焼け止めはご遠慮ください」とあり、保護者が抗議した
・クラスの子に日焼け止めを使わせた先生が学校長から注意された
・子どもは使用禁止なのに先生たちは使っていてずるい
・市民プールや民営プールでは日焼け止めが使えるのに学校のプールだけ使えないのはおかしい。学校のプールだけ濾過装置が弱いのか?
・合理的な理由がないのに日焼け止めを禁止するのはおかしい。学校は時代遅れだ
そして、日焼け止めの扱いについては、次のように地域や学校によっていろいろなようです。
・申し出があれば許可する場合もあるが、積極的に推奨はしない
・申し出があっても特別な事情がない限り許可しない
・黙認。触れたくない
・日焼け止めを積極的に推奨している
また、学年や先生によって対応が違う場合もあります。例えば、ある学年やクラスでは禁止だけど別の学年やクラスでは黙認、などというようにです。
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