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「先延ばしやめたい!」すぐやる人に変わるメモ術 脳の性質を利用「やる気なし」でも行動する方法

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  • 池田 義博 記憶力日本選手権大会最多優勝者、世界記憶力グランドマスター
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そして第4象限は空欄にしたほうがよい理由は、会議後の行動力を高められるからです。

脳には空白を埋めようとする不思議な能力が備わっています。

空白に気付くと、無意識のうちにそこを埋める努力をしてしまうのです。
たとえば「昨夜の夕食のメニューを教えてください」と訊かれたとき。咄嗟に答えることができず、歯がゆい思いをしたことはありませんか? 

また、その直後にメニューを思い出してすっきりした、という経験をしたことはありませんか? 

脳は空白(宙ぶらりんの状態、わからないこと)を嫌い、そこを埋めようとするため、答えを無意識のうちに探してくれる(解決してくれる)のです。

つまり、真っ白な第4象限を見ると「早く書き込みたくなる」「早く行動したくなる」のです。

脳の性質を逆手にとり、行動力を上げる

このように、脳にはさまざまな特性があります。

基本的には怠けたい(何もしたくない、ラクをしたい)という性質がありますが、「空白が許せないので(頼まれてもいないのに)ひそかに稼働し続ける」という相反するような性質も備えています。

そのような脳の仕組みを逆手にとって、目標達成のための適切な行動の量を効率よく増やしていきましょう。

また、脳には「言葉や文章を記憶しにくい」という特徴もあります。
ファーストインパクトという意味で言うと、脳は文字よりもイメージ(ビジュアル)からの刺激を強く受けます

よくも悪くも、イメージからの刺激は感情を強く揺さぶります。ですから、手軽に刺激を味わえるテレビや漫画、映画などの娯楽が、広く一般の人気を集めているわけです。

一説によると、文字情報をイメージ化することで、情報量を500分の1に圧縮できると言われています。

イメージ化とは、袋の中を真空にして容積を減らし、効率よく収納スペースを稼げる布団圧縮袋のようなものなのです。

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【デキる人の「会議」の活かし方とは】

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