「先延ばしやめたい!」すぐやる人に変わるメモ術 脳の性質を利用「やる気なし」でも行動する方法

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ですから、会議の印象を一瞬で思い出すために、イラストを描いておくのもおすすめです。

たとえば「山下部長がこの案件について怒っていた。この案件は地雷だ!」と記録したいとき、文字ではなく、「激怒している山下部長の顔」をイラスト化しておくのです。もちろんシンプルな絵でかまいません。

ビジュアルは、脳への訴求力が抜群に優れています。そのときの臨場感を一瞬で、鮮やかに思い出させてくれます。

会議後のアウトプットが未来を変える

このように「4分割シート」を使えば、「会議後の行動力」を即増やすことができます。そして行動こそがあなたを変えます。

「会議での学びを、ブログに書いてみよう」
「会議での気付きを、先輩に聞いてみよう」
「会議での驚きを、家族に話してみよう」

行動量の増加に伴い、アウトプットの量も増えることは間違いありません。

会議とは、見せかけのデモンストレーションをする場でも、義務感から参加する消化試合でもありません。あなたに行動変容をもたらしてくれる貴重な機会です。

「4分割シート」を使って、参加しっぱなしの会議から卒業しましょう。

第4象限は空欄にしておき、会議後の行動をしながら埋めていく。 空欄をあえて作ることで、「空白」嫌いな脳に行動を起こさせる
池田 義博 記憶力日本選手権大会最多優勝者、世界記憶力グランドマスター

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いけだ よしひろ / Yoshihiro Ikeda

一般社団法人記憶工学研究所 MEI 所長。ライフキネティック日本支部アンバサダー、アクティブ・ブレイン協会テクニカルディレクター。50万部突破のベストセラーシリーズ『見るだけで勝手に記憶力がよくなるドリル』(サンマーク出版)など著書多数。テレビやラジオの出演も多い。
池田義博オフィシャルサイト
https://ikedayoshihiro.com/

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