江頭2:50の「エガちゃんねる」が伝説になった必然 「嫌なことがあったら俺を見ろ!そして笑え!」(前編)
小学生のなりたい職業3年連続1位に輝いたものの、競争激化で食えなくなる人もちらほら出てきたYouTubeの世界。
現実は決して甘くないが、そんな中でも、右肩上がりの成長を続けるチャンネルもある。”伝説のお笑い芸人”江頭2:50の『エガちゃんねる』だ。
2020年2月に「1年間でチャンネル登録者数100万人」を宣言、達成したら『「ぷっ」すま』でライバル関係だった草彅剛をゲストに呼ぶ、達成しなかったらブラジリアンワックスで全身脱毛というとんでもない公約を掲げてスタート。開設9日目で登録者数100万人を達成し、一躍人気YouTubeチャンネルの仲間入りを果たした。
地上波にも引けを取らないクオリティとYouTubeらしい企画のハイブリッド型で、江頭の芸風である体を張った企画をメインにしながら、未体験だったカラオケ、花火大会、ドライブ、富士山登頂、大食いなどあらゆる角度から江頭の面白さにクローズアップしている。
現在はチャンネル登録者数376万人(2023年6月14日時点)、毎回100万回再生以上の動画を配信し続ける。『日刊SPA!』の「男が選ぶYouTubeが面白い芸人ベスト10」(30~49歳男性部門)では2021年から3年連続で1位を獲得している。
この『エガちゃんねる』の仕掛け人であり、現在も企画制作全体を支えるのが、制作プロダクション「ばんぺいゆ」代表で、総合演出・ディレクターの藤野義明氏。
なぜ『エガちゃんねる』は熾烈なYouTubeの世界で勝ち続けているのか。大人気チャンネル成功までの経緯に迫る。
『「ぷっ」すま』『内村プロデュース』で学んだこと
『「ぷっ」すま』や『内村プロデュース』(いずれもテレビ朝日系)が好きだったという藤野。番組のエンドロールにあったケイマックスという制作プロダクションを見つけ、電話をかけたところから、彼のキャリアは始まった。
2003年に入社し、『内村プロデュース』のAD(アシスタントディレクター)となった藤野は、さまぁ~ず、有田哲平(くりぃむしちゅー)、バナナマン、ふかわりょうといった人気お笑い芸人を輩出したこの番組で経験を積んでいく。
その後、藤野はもうひとつの憧れの番組『「ぷっ」すま』のADとなり、現在に影響を与える”あの男”と出逢うことになる。
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