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「ニッポンの大学」が足元で直面する8つの論点 厳しい環境が続く日本の大学の現状と今後は

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少子化が深刻化する一方、政府は理系の強化を打ち出す。日本の大学の現状と今後を追った。

東京大学の2023年の入学式。マスク着用は個人の判断に委ねられたが、着用する新入生が多かった (撮影:尾形文繁)

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少子化が進み大学の募集停止が相次ぐなか、政府は理系強化の方針を打ち出す。ターニングポイントを迎える中、大学側はどう対応すのか、そして実力を発揮する「本当に強い大学」はどこか? 「週刊東洋経済」では臨時増刊『本当に強い大学2023』を発売(アマゾンでの購入はこちらから)。今の大学がわかる受験生・親世代必読の1冊だ。その誌面から「ニッポンの大学の足元はこうなっている」の記事をお届けする。
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4月上旬の日本武道館は連日、都内大学の入学式会場となる。4月12日は東京大学の入学式だった。「マスク着用は個人の判断に委ねる」とはいえ、まだマスク姿の新入生が多い。ただ、4年ぶりに家族の出席が認められ、「いつもの入学式」の雰囲気が戻ってきた。

多くの大学では、屋外で食事をする姿や、サークル勧誘でにぎわう様子が復活してきた。東日本の大学で教壇に立つ講師は、「この4月からは対面が基本で、オンライン授業は例外扱いになった。一方で、体調不良時の特例措置が見直されたため、学生に注意を促している」と語る。入学当初からコロナ禍の中で過ごした学生にとって、「いつもの大学」への順応には少し時間がかかるかもしれない。

経営の深刻さは増す一方

大学が日常を取り戻す一方、経営面の深刻さは増している。

女子大の募集停止相次ぐ──。

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