日本大学などの不祥事が相次ぎ、学校法人のガバナンス改革をめぐる議論が活発化している。

不祥事に揺れる、東京・市ヶ谷にある日本大学の本部棟(撮影:尾形文繁)
日本大学など相次ぐ私立大学の不祥事で、学校法人のガバナンス(統治)改革をめぐる議論が活発化している。ガバナンス強化策を検討してきた文部科学省の有識者委員会は2022年3月、評議員会のチェック機能強化などを柱にした報告書をまとめた。
文科省は報告書を踏まえ、私立学校法の改正案作成を進めるが「条文の詳細な検討はなお時間を要する」(末松信介文科相)と、国会への法案提出はまだ先になりそうだ。
本格化したガバナンス改革の議論
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