実就職率は大学の人材育成力を推し量る1つの指標だ。学問系統別のランキングで実就職率が高い大学・学部を探る。
企業の採用担当者は、学部名を見て選考を行うことはないという。しかし、学部系統別の平均実就職率を見ると、その差は意外に大きい。大区分で見ると、2021年3月卒の平均実就職率が最も高いのは看護・保健・医療系で91.7%。最も低い81.6%の文・人文・外国語系とは、10.1%の差がある。
より細かい区分で学部系統別の実就職率(就職者数÷<卒業生数-大学院進学者数>×100で算出)ランキングを見ると、「法学、政治・政策」は、社会科学系の中で平均実就職率が83.3%と低い系統。法曹や公務員の志望者が多く、資格試験浪人が少なくないことが就職率が上がらない一因となっている。ランキングのトップは大和大学・政治経済で、以下、常葉大学・法、愛知大学・地域政策となった。
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