今回は教育力、就職力、財務力、国際力の4項目についても個別ランキングを作成した。総合ランキングでは見えにくかった各大学の強みがよくわかる。ランキングのポイントは1位の大学の偏差値を100として、以下を指数化した。
教育力ランキングは1位から7位まで、総合ランキングでもトップ10入りした国立大学が並んだ。1位は総合ランキングでも首位の東京大学で、教育研究充実度、科学研究費補助金(科研費)、教員1人当たり学生数のいずれも高い数値を記録している。2位は137億円強の科研費を獲得した京都大学、3位には教育研究充実度が高い東北大学が入った。
私大で10位内に入ったのは順天堂大学(8位)、自治医科大学(同)、愛知医科大学(10位)で、いずれも医科系大学だ。教育研究充実度に加え、教員1人当たり学生数の少なさが順位を押し上げている。総合ランキング3位で医学部を有する慶応義塾大学は19位に入った。
上場企業で卒業生活躍、私大が健闘の就職力
続いて就職力ランキング。就職率に注目すれば看護系など資格を取得できる大学が上位にくるが、大企業への就職や上場企業役員数を含めると伝統校が強さを発揮している。
首位は慶応義塾大学で、上場企業役員数は2204人と全大学で最多。主要企業400社への就職率も5割近くに達している。
2位には早稲田大学が入った。3位の東京大学と比べると上場企業役員数ではそれほど差はないが、主要企業を含め就職率が上回っている。
就職力は私大の健闘が目立ち、6位の中央大学は上場企業役員数で5位の京都大学と同水準。豊田工業大学は歴史が浅く上場役員数ゼロながら、高い就職率で7位に入った。9位の明治大学は各項目をバランスよく積み上げており、同志社大学は主要400社への就職率が高く10位にランクインしている。
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