中国の政府債務残高が100兆元(約2300兆円)の大台を突破した。
全国人民代表大会(全人代=国会に相当)の公式ウェブサイトで8月31日に公表された「2025年度の政府債務管理状況に関する国務院の報告」によれば、2025年末時点の政府債務残高は102兆5000億元と2年前より2割余り増加した。
ここで言う政府債務残高は、中央政府および地方政府が発行した債券を中心とする「法定債務」と、地方政府が傘下の「融資平台」を通じて借り入れた「隠れ債務」の大きく2つに分けられる。
(訳注:融資平台は地方政府が都市開発やインフラ建設などのために設立した投資会社。その債務には地方政府が暗黙の保証を付与している)
上述の報告によれば、25年末時点の法定債務の残高は96兆元。そのうち国債が4割強の41兆2000億元、地方債が6割弱の54兆8000億元を占めた。一方、隠れ債務の残高は政府債務全体の6%強にあたる6兆5000億元だった。
対GDP比の債務規模は73.2%
国家統計局のデータによれば、25年のGDP(国内総生産)は速報値で140兆2000億元(約3200兆円)。これに基づいて計算すると、同年末時点の政府債務残高の対GDP比率は73.2%となる。
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