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政治・経済・投資 #21世紀の証言 神田正

深夜の飲食需要に着目したが、中華料理の「日高屋」はロードサイドでなく駅前を狙った

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ハイデイ日高会長の神田正氏(撮影:尾形文繁)
メニューの豊富な中華食堂「日高屋」を育てた、ハイデイ日高会長の神田正氏の証言を全3回に分けてお届けする(第1回)。

今から約50年前、ひな人形で有名な埼玉県岩槻市(現・さいたま市岩槻区)の商店街の一角で、自らの店「来来軒」を持ったのがすべての原点だ。昼間だけでは商売にならず深夜まで店を開けていたら、残業を終えた人形職人たちが大勢食べに来てくれた。創業当初から、夜の需要の大きさを感じていた。

この四半世紀の主要な出来事や経済社会現象について、当事者たちの声を掘り起こす。

そこで、どうすれば24時間営業ができるのかを徹底的に考えた。当時はコンビニも深夜に営業するファミレスもなく、深夜に開いているライバルは屋台だけだった。

昭和の時代、深夜の駅前に屋台がずらりと並んでおり、ラーメンやおでんをつまみにお酒を飲むお客様が大勢いた。だが私は屋台は早晩なくなるだろうと確信していた。道路を不法占拠しているうえ、水道設備がなく不衛生でもあり、行政がこのまま放置しておくはずはないと考えたからだ。

駅前への出店を加速

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