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政治・経済・投資 #21世紀の証言 竹内康雄

トップの条件はつねに変化する、CEOを社外から招聘したのは医療専業としてグローバルに勝ち抜くため

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オリンパス元CEOの竹内康雄氏(撮影:梅谷秀司)
2019〜23年、24〜26年にオリンパスの社長CEOを務めた竹内康雄氏の証言を全3回に分けてお届けする(第3回)。

CEO(最高経営責任者)に就いた2019年当時、自分がいつ退くかは決めていなかった。ただし後継者にバトンを渡すのは、事業の取捨選択を終え医療に経営資源を集中する体制を整えたときだと考えていた。就任当初から指名委員会と共に、将来を見据えた準備を進めた。

この四半世紀の主要な出来事や経済社会現象について、当事者たちの声を掘り起こす。

経営改革を進めるうえで右腕となってくれたのがドイツ人のシュテファン・カウフマン氏だ。指名委員会が次期CEOに彼を選出したとき、私は迷いなく「正しい判断だ」と思った。ところがカウフマン氏は在任1年半の24年、違法薬物の購入をめぐる問題が発覚し辞任する。

私は暫定的にCEOに戻った。次の後継者を選ぶ際に意識したのは、カウフマン氏を選んだときと状況が違うことだった。オリンパスはカメラや顕微鏡といった事業を売却し、内視鏡を中心とする医療専業へと変わっていた。

「今の会社では、どんな人が必要か」

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