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キャリア・教育

ChatGPTを「最高の相棒」にする人の超・活用術 生成AIの「得意・不得意」を把握しよう

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  • 伊藤 穰一 デジタルガレージ 取締役 共同創業者 チーフアーキテクト・千葉工業大学 変革センター長
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調べるテーマ次第で「手段」を使い分ける

ジェネレーティブAIを学びのツールとして使いこなし、最良の相棒としていくには、いくつか心得ておきたいことがあります。

今までは、学びの第一歩というと、おそらく書店や図書館で「読むべき最初の本」を自力で見つけ出すことだったのではないでしょうか。ジェネレーティブAIを用いて学ぶとしたら、それよりも先に求められるのは、ジェネレーティブAIの「得意・不得意」を知ることです。

AIが答えを導き出す源はデータですから、ネット上にあまりデータが蓄積されていない分野について調べることは苦手です。

例えていえば、ジェネレーティブAIは、図書館を丸ごと暗記しているスーパー記憶力の持ち主です。ものすごい知識量を有していることはたしかですが、もしこちらが知りたいことが、そもそも図書館に所蔵されていない分野のものだったら、「有力な参照元」が存在しないため、ジェネレーティブAIは正しい情報を提示することができません。

例えば最近、僕は茶道を習い始めたのですが、茶道のいろいろな決まり事や作法についてChatGPTに聞いてみても、あまり有益な情報を提供してはくれません。

一応、答えらしきものは出してくれるのですが、「あれ? 本当かな?」と疑わしく思うことが多い。「茶道でお湯を汲む道具は何と呼ぶ?」といった初歩的なことならともかく、「裏千家の盆略点前で拝見ありの場合、まず客は何と言う?」など少し専門的なことになると、明らかなデタラメを提案してきます。おそらく、ネット空間には茶道についての情報の蓄積が少ないため、AIが提示する情報の精度も低い、ということでしょう。

しかし、すでにネット上にデータが豊富に蓄積されているもの、例えばプログラミング言語について聞くと、非常に有能なのです。

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