マスク氏を「クレイジー」と評する人に欠けた視点 世界を席巻する「究極の仮説」がテスラを生んだ
ジョブズが立てた未来を創造する仮説
ビジネスで大成功を収めたり、大きな利益を生むには、時に運や才能も必要なのかもしれません。もっといえば、「たまたま立てた仮説がうまくいった」「本能的にやってみたらうまくいっちゃった」こんなことだってあるのが世の中だからです。
ですが、そうした運や才能とは縁がないけれど、それでも自分の力で少しでも未来を変えたいと考えているビジネスパーソンであれば、やはり仮説力を磨くに越したことはありません。なぜなら、仮説というのは立て方によっては大きなイノベーションを起こす力を持っているからです。
ここで1つ、そのよい例をご紹介しましょう。多くの皆さんが使っているスマホの「iPhone」。これを世に送り出したのはいわずと知れたアップル社のスティーブ・ジョブズですよね。ジョブズによって2007年に発表されたiPhoneですが、いったいどのようにして生まれたのか、ご存じでしょうか。ジョブズがiPhoneをこの世に送り出すことができたのは運でしょうか、それとも才能でしょうか。
私はこのどちらでもないと考えています。ジョブズとは、「未来を創造するための仮説」を立てる天才だったということです。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら