「会社員」と「個人」の信用ストックに違いが現れるのは、「起業・独立」したときです。
会社員としてそれなりに実績を残していたが、独立した途端にこれまでの取引先から仕事が来なくなった、ということは、よくあります。
しかし、副業で実績を出している人が起業すると、とてもスムーズです。
大企業勤務の傍らでスタートアップ副業を経て、起業したSさんは、
と話しています。
「60歳以降に持続可能な仕事」を見つけよう
社会が大きく変わっていく時代の中で生き残っていくために、「会社に依存するのではなく、早めにスキルアップして、個人として自立したほうがいい」という考えを持つ人が増えています。
こうした考えを持つ人が増えてきた背景には、2016年に日本で発売された書籍『LIFE SHIFT』(リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット著、池村千秋訳、東洋経済新報社)の影響が非常に大きいと感じています。
この本で提唱された概念「ポートフォリオ・ワーカー」や、人生100年時代の到来、終身雇用制の崩壊などは非常に説得力があり、優秀層ほど早くから、転職や副業をしようと実際に動き出していました。
キャリアが垂直的だったこれまでは、新卒入社した会社で、60歳までにどこまで出世の階段を上れたかが、「成功の指標」でした。
しかしこれからは、「60歳以降に持続可能な仕事」がどれだけあるかが、ビジネスパーソンの成功の指標になってくるのではないでしょうか。
人生という耐久レース、「転ばぬ先の杖」として、早めに副業に挑戦してみることをおすすめします。
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