「会社員の副業」には"3つの絶大メリット"がある 「こんな人」は特にオススメ!あなたはどう?

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「会社員」と「個人」の信用ストックに違いが現れるのは、「起業・独立」したときです。

会社員としてそれなりに実績を残していたが、独立した途端にこれまでの取引先から仕事が来なくなった、ということは、よくあります。

しかし、副業で実績を出している人が起業すると、とてもスムーズです。

大企業勤務の傍らでスタートアップ副業を経て、起業したSさんは、

「起業後、順調に事業拡大できたのは、副業を通じて個人の名前で仕事をしてきたから。すでに『自分』というカンバンに信用があり、情報が集まるようになっていたので、仕事もとれた


 と話しています。

「60歳以降に持続可能な仕事」を見つけよう

社会が大きく変わっていく時代の中で生き残っていくために、「会社に依存するのではなく、早めにスキルアップして、個人として自立したほうがいい」という考えを持つ人が増えています。

こうした考えを持つ人が増えてきた背景には、2016年に日本で発売された書籍『LIFE SHIFT』(リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット著、池村千秋訳、東洋経済新報社)の影響が非常に大きいと感じています。

この本で提唱された概念「ポートフォリオ・ワーカー」や、人生100年時代の到来、終身雇用制の崩壊などは非常に説得力があり、優秀層ほど早くから、転職や副業をしようと実際に動き出していました。

キャリアが垂直的だったこれまでは、新卒入社した会社で、60歳までにどこまで出世の階段を上れたかが、「成功の指標」でした。

しかしこれからは、「60歳以降に持続可能な仕事」がどれだけあるかが、ビジネスパーソンの成功の指標になってくるのではないでしょうか。

人生という耐久レース、「転ばぬ先の杖」として、早めに副業に挑戦してみることをおすすめします

藤岡 清高 「スタートアップ転職・副業のプロ」アマテラス代表取締役CEO

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ふじおか きよたか / Kiyotaka Fujioka

「日本からGoogle・Facebookを100社創業する」をミッションに掲げるアマテラス代表取締役CEO。1974年生まれ。「スタートアップ転職・副業のプロ」として、これまでに2000人以上からスタートアップ転職や副業の相談を受ける。2011年に創業したアマテラスを通じて、毎年200人以上がスタートアップ企業のコアメンバーやCxO候補として参画。アマテラスとの契約後に上場をしたスタートアップ企業は140社以上、M&AなどでEXITした企業は50社以上にのぼる。著書に、スタートアップで「働きたい人」「副業してみたい人」の入門書『「一度きりの人生、今の会社で一生働いて終わるのかな?」と迷う人のスタートアップ「転職×副業」術』がある。

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