仕事の効率が一気に上がる「2つの休憩」の取り方 デスクワークをダラダラ続けているあなたへ
「休憩」するのが難しくなっている
座りっぱなしが原因の腰痛、デジタルワークで酷使された目の疲れ、マルチタスクの多さからくる集中力の低下、打ち合わせも会議もデータ作成もいつでもどこででもできるようになったせいで仕事に区切りがつかない──。
近年のそんな過酷な仕事環境のなかでサステナブルに働くには、休みをしっかりとることが大切と、きっと誰もが気づいてはいるのでしょう。けれど実際は、「いつも忙しい」に紛れて休みなく働き続けてしまう、という人も多いのではないでしょうか。
働き方が多様化したDX時代に痛感するのは、「休憩」の難しさです。1日中切れ目なくデジタルワークが続くというケースでは特に、具体的な休憩の取り方のルールを決めたほうが、ダラダラと成果の上がらない仕事を続けてしまうリスクを減らすことができます。
まず「小さな休憩」と「大きな休憩」という、2種類の休憩を頭に置くことから始めましょう。「小さな休憩」とは、3~5分ほどの小休憩です。イスから離れて、お茶を飲んだり、ストレッチをしたり、遠くの景色を見たり、ちょっとしたリラックスタイムを挟むイメージでしょうか。これは、25分仕事をして5分休むサイクルを繰り返す時間管理術の定番、「ポモドーロ・テクニック」に該当します。
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