また、「セオリー」は、内装もブラウンを基調としたインパネにネイビーのシート表皮の組み合わせとなるため、女性だけでなく男性も積極的に選びたくなる仕様と言えるだろう。
一方の「ストライプス」は、従来のイメージと同様にツートンカラーとなり(逆にモノトーン仕様は設定されない)、インパネやドアトリムはホワイト、シート表皮はライトグレーと明るい印象となっており、先代ムーヴキャンバスの仕様が好みだった人にはピッタリのモデルとなっている。
なお、「ストライプス」と「セオリー」には、それぞれ3つのグレードが用意されているが、同一グレード同士であれば前述した内外装の違い以外の装備差はなく、価格差もまったくないので、ここは完全に好みで選んでしまって問題ない。
ただし、「アナザースタイル」と呼ばれるメーカーオプションとディーラーオプションを組み合わせた仕様は、「ビタースタイル」と「エレガントスタイル」が「セオリー」のG系グレード、「リラックススタイル」は「ストライプス」のG系グレードでしか選択できないため、こちらのセットオプションを狙っているのであれば、必然的に仕様が決まってくることになるので注意したいところだ。
選択肢は3つ、グレードはどれを選ぶ?
スタイルから「ストライプス」と「セオリー」を決めたら、前述したとおり、3つのグレードから具体的にほしい1台を絞り込んでいくことになる。ムーヴキャンバスのグレードは、「ストライプ」「セオリー」ともに3つで、上から「Gターボ」「G」「X」の3グレード構成になる。「Gターボ」は、名前のとおりターボエンジンを搭載しており、それ以外のグレードはNAエンジンだ。
価格差は、「Gターボ」と「G」で12万1000円となるが、「Gターボ」には「G」で4万4000円のオプションになる「スマートクルーズパック」が標準装備されているため、そのオプション価格を差し引くと実質7万7000円プラスでターボエンジンになるのだ。
「チョイ乗りしかしないし、燃費も気になるからターボなんていらない」という人もいるかもしれないが、12PS/4.1kgf・mも出力が向上するターボの恩恵ははかり知れないものがあり、チョイ乗りしかしないとしても選ぶべきだと声を大にして言いたいところ。
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