トヨタ新型「プリウス」買うならどのグレード? PHEV発売で出揃ったラインナップで注目は?

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新型プリウス
2023年1月10日にハイブリッド車(HEV)、そして3月15日にプラグインハイブリッド車(PHEV)が発売された新型プリウス(写真:トヨタ自動車)

今年の1月に通算5世代目となるハイブリッドモデルの販売がスタートしたトヨタ「プリウス」。すでにハイブリッドカーが市民権を得たこともあり、廃止、もしくはタクシー専用車に生まれ変わるという案もあったそうだが、最終的には“エモーショナル”をキーワードに、新たな価値観を持ったモデルに生まれ変わっての登場となった。

その結果、今までとは一線を画すシャープなデザインに加え、2Lに拡大されたパワートレインによってスポーツカーに匹敵する0-100km/h加速を実現するなど、エコカーを世に広めるという役目を終え、まったく新しいモデルとしてのスタートを切ったといえる。

さらに3月15日にPHEVも発売となり、ラインナップが出揃った。そこで今回は、新型プリウスを買うならどのグレードがオススメなのかを考えてみたい。

ハイブリッドとPHEV、どちらを選ぶ?

手前のグレー系カラー(アッシュ)がハイブリッドモデル、奥のイエロー系カラー(マスタード)がPHEVとなる(写真:トヨタ自動車)

新型プリウスを選ぶうえで、最初に決めておきたいのが、ハイブリッドとPHEVどちらにするのかという点だろう。先代モデルでは、ハイブリッドとPHEV(先代はPHVと呼称)で内外装のデザインを大きく変え、あたかも別車種のような扱いとなっていたが、新型においてはPHEVモデルもプリウスの1グレードというような扱いとなった。

先代では、ハイブリッドとPHVで扱いが異なったが、新型プリウスではPHEVも一緒になったことで、グレード選びが大きく変わったといえる。ちなみに新型のプリウスのPHEVモデルは、最上級グレードの「Z」のみ設定されている。そこで、まずはハイブリッドなのか、PHEVなのか、パワートレインの選択がプリウス選びの第一歩となる。

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