2016年に初代モデルが登場したダイハツの「ムーヴキャンバス」は、その名のとおり「ムーヴ(6代目モデル)」をベースに、両側スライドドアを持ちながらも低めの全高に仕上げたモデルとしてリリースされた。
その愛らしいルックスからもわかるように、メインターゲットは女性ユーザーとなっていたが、その使い勝手のよさから幅広いユーザーに支持され、ジワジワと人気を拡大し、当初は静観していたライバルメーカーのスズキも2021年に「ワゴンRスマイル」という競合車種を登場させるまでになった。
そんなムーヴキャンバスは、2022年7月にフルモデルチェンジを果たしたが、人気の源であるエクステリアデザインにはほとんど手を加えず、それ以外の部分にユーザーの声を反映したものとなっている。
とはいえ、プラットフォームは新たなDNGA-Aに一新されたほか、先代にはラインナップされなかったターボモデルも追加されるなど、見えないところでは大きく進化をしている新型ムーヴキャンバス。果たして購入するのであればどのグレードがオススメなのだろうか?
「ストライプス」と「セオリー」どちらを選ぶ?
全体のイメージは、先代型を踏襲する2代目ムーヴキャンバスではあるが、細かく見ていくと先代よりも可愛らしさだけでなく、精悍なイメージもプラスされていることがわかる。そこを大きく印象付けるのが、新たに設けられた「セオリー」というグレードだ。
先代のムーヴキャンバスのイメージカラーでもあったツートンカラーを持つ仕様は「ストライプス」というグレードに集約され、新たに設けられた「セオリー」では全車モノトーンのシックなカラーリングとなり、ところどころにメッキがあしらわれる大人な雰囲気を持つスタイルとなっている。
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