堀江貴文「信用がある人が人生でいちばん強い訳」 肩書やまじめさが価値を持たない「新時代の信用」

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

「なぜあんな人間がもてはやされているのか?」

「なぜあんな人間がつくった会社に8000億円もの時価総額がついたのか?」

「なぜツイッターに350万人以上のフォロワーがいるのか?」

「なぜYouTubeが合計5億回も再生されているのか?」

「……いったいなぜだ─?」

この謎が解けたとき、あなたは「新時代の信用」を集められる人間になれる。

ぼくが信用されているという事実から目を背けて、考えることを放棄し、いつまでも「あんなやつを信じる人間の気が知れない!」などと言っている人からは、すべてがこぼれ落ちていくことになる。

とはいえ、ここまで読んでくれているあなたは、そうした残念な人たちとは一線を画していると言っていいだろう。

「新しい信用」の本質まではつかめていないにしても、そこに何かしらの問題意識や関心を持てている時点で、時代の流れを正しく洞察・予感できているのは間違いないからだ。

そう、たしかに現代においては「信用」を支える原理そのものが変わってしまった。

かつては、先ほど挙げたような人物像や行動様式に沿って生きていれば、わりと簡単に信用が得られた。

その枠組みに収まっていさえすれば、だれでも確実に「信用される人」になれた。

でも今はちがう。時代が変わったのだ。

こんな人物像や基準は、まったく「信用」に値しない。

むしろぼくは、これに多く該当する人とつき合うのなんかは、まっぴらごめんである。いまだにこんな基準を満たして安心している人を、ぼくはまったく信用しない。

信用1.0と信用2.0

信用2.0 自分と世界を変える「最重要資産」
『信用2.0 自分と世界を変える「最重要資産」』(朝日新聞出版)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

今回の『信用2.0』では、先に列挙したような、かつては通用していた信用のための行動基準や人物像を「信用1.0」と呼ぶことにする。これに対して、ぼくが大切にしたい価値観のほうを「信用2.0」と名づけることにしよう。

まあ、話をわかりやすくするための便宜上の名称だと思ってほしい。名前なんてものはどうでもいいのだ。

ひとたび「信用の資産家」になれば、あとは人生がプラス方向に転がり続けるだけ─。

信用の元手を正しく運用し、一緒に大きく育てていこう。

堀江 貴文 実業家

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

ほりえ たかふみ / Takafumi Horie

1972年福岡県八女市生まれ。SNS media&consulting株式会社ファウンダー。現在は宇宙ロケット開発や、スマホアプリ「TERIYAKI」「755」「マンガ新聞」のプロデュースを手掛けるなど幅広く活動を展開。有料メールマガジン「堀江貴文のブログでは言えない話」は1万数千人の読者を持ち、2014年には会員制のコミュニケーションサロン「堀江貴文イノベーション大学校」をスタート。『ゼロ』(ダイヤモンド社)40万部超、『本音で生きる』(SBクリエイティブ)30万部超などのベストセラーがある。近著に『10年後の仕事図鑑』(落合陽一氏との共著、SBクリエイティブ)など。

Twitterアカウント:@takapon_jp
その他詳細はHORIEMON.COM

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事