「逆境に弱い子」の親がしてしまっている3大NG言動 逆境に対する「不快なイメージ」を変えてあげよう
このようにして、目の前の逆境に立ち向かうモチベーションをつくります。
スピードスケートの髙木菜那さんが足を痛め、練習もまともにできない、大会でも結果が出ないという苦しい状態のときに、私は彼女にこう伝えました。
「今は悔しい思いをしてもかまわない。この苦難を乗り越えた先に必ず幸福が待っているから」
この言葉が彼女の支えになったと新聞等で報道されました。
成長した将来の自分が、今の逆境を乗り越える大きな原動力になります。ただ、逆境を乗り越えている自分がイメージできないということもあるかもしれません。そんなときは自分以外の人を参考にすればいいのです。
こどもに自分の逆境を乗り越えた話や、他の人の話を聞かせてあげるのもいいです。
こどもといっしょに成長していくことが大切
その際は、先の問いかけの事例の中の「成長した自分」を他の人に置き換えてくださいね。
以上シンプルではありますが、『超メンタルコーチングBOOK』より厳選してご紹介させていただきました。
こどもは周りの人の影響を強く受けます。
親や指導者のサポート次第で、良い方向にも悪い方向にも行ってしまいます。
「すごい才能があったのに、あの指導者によってつぶされた……」「悪い子じゃなかったのに、親の影響でグレてしまった……」よく聞く話ではないでしょうか。
親や指導者がこどもをよく見て、その場面によって適切な言葉がけをしなければいけません。
こどもと向き合い、変化に気づいてあげてください。過剰なサポートは禁物ですが、苦しそうならサポートしてあげてください。
そのために、ベストな言葉がけ、ベストなアプローチ法を身につけていきましょう。
こどもとあなた自身がともに成長していき、望む結果を得られることを心よりご祈念いたします。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら